2013年1月14日月曜日

日本の医療費負担

高齢者たちは、自分に都合のいい現実しか見ていない
若者たちは、自らの身を守る権利と意思を放棄している
だが、若者たちをそう仕向けてきたのは、いま高齢者と呼ばれる層のエゴではなかったか
よって、もっとも罪深いのは高齢者である

若者の負担はもう限界だ
そんな、いまを生きる若者たちをとりまく厳しい現実を、高齢者たちは見ようとしない
挙げ句の果てに、「いまの若いモンは辛抱が足りない」と
高齢者たちは、自らの若かりしころ即ち成長期の日本を生きてきた
「明日があるさ」とささやかな夢を見、働き口に困ることは少なく、働けば稼げる時代を
アルバイトで糊口をしのぐ若者たちまでニートと呼ばれてしまういまとは、違う時代を
成果主義、自己責任、そんな言葉で切り捨てられる悲哀は、老いも若きも同じであろうに

年を重ねるほど、若いときのようにはいかなくなる
それを一割負担だからと、ほかにやることもないと大挙して病院へ押しかけ、医師たちを疲弊させている
やる気のある、地域医療に尽くそうという志を持った医療関係者を、潰してゆく

後期高齢者の自己負担を二割、いや三割とすべきであろう
自らの現実を直視せず、健康食品にうつつを抜かす者たちに応分の負担を求める
代わりに、高額療養費の負担上限を下げ、思わぬ出費におびえなくて済むようにしよう
医療費控除を拡大し、みなが助かる仕組みを作ろう
本気で反対するのは、老人を食い物にしている悪い医者と、天下りで甘い汁を吸う連中だ
彼らは、国民の覚醒を歓迎することはない
theoutsiderstyle

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