2013年1月15日火曜日

Apple、裁判のきっかけ

先ずは、御礼から
Thank you for your nice translation.
拙文の快訳に感謝を申し上げます

さて、Appleは特許で競合を押さえようとしているが、裁判沙汰の発端はそこではなかった
基幹部品の共同開発を通じ、世界中でまだAppleにしか実現できていないサプライチェーンの肝である、
生産・調達システムがコピーされ始めたからだ
これは未だに、知財で防護するメドが立っていない
ではなぜ特許を盾にしたのか?
それは、丸ごと押さえ込むしか方法がない、との戦略的判断によるものであった
肝いりのシステムがパクられたことを知り、怒りに燃えるCEO
ジョブズも草葉の陰で苦笑していることだろう
もっとうまくやれないのなら、ほかにやることがあるだろう、と

物真似が 知財にこだわる おかしさよ
theoutsiderstyle

2013年1月14日月曜日

日本の医療費負担

高齢者たちは、自分に都合のいい現実しか見ていない
若者たちは、自らの身を守る権利と意思を放棄している
だが、若者たちをそう仕向けてきたのは、いま高齢者と呼ばれる層のエゴではなかったか
よって、もっとも罪深いのは高齢者である

若者の負担はもう限界だ
そんな、いまを生きる若者たちをとりまく厳しい現実を、高齢者たちは見ようとしない
挙げ句の果てに、「いまの若いモンは辛抱が足りない」と
高齢者たちは、自らの若かりしころ即ち成長期の日本を生きてきた
「明日があるさ」とささやかな夢を見、働き口に困ることは少なく、働けば稼げる時代を
アルバイトで糊口をしのぐ若者たちまでニートと呼ばれてしまういまとは、違う時代を
成果主義、自己責任、そんな言葉で切り捨てられる悲哀は、老いも若きも同じであろうに

年を重ねるほど、若いときのようにはいかなくなる
それを一割負担だからと、ほかにやることもないと大挙して病院へ押しかけ、医師たちを疲弊させている
やる気のある、地域医療に尽くそうという志を持った医療関係者を、潰してゆく

後期高齢者の自己負担を二割、いや三割とすべきであろう
自らの現実を直視せず、健康食品にうつつを抜かす者たちに応分の負担を求める
代わりに、高額療養費の負担上限を下げ、思わぬ出費におびえなくて済むようにしよう
医療費控除を拡大し、みなが助かる仕組みを作ろう
本気で反対するのは、老人を食い物にしている悪い医者と、天下りで甘い汁を吸う連中だ
彼らは、国民の覚醒を歓迎することはない
theoutsiderstyle

2013年1月12日土曜日

Appleのデザインチーム

ジョブズ存命中のようには機能しなくなってきた
トップの慢心が組織にいきわたってしまった
アウトプットが劣化している
Appleにかつてない成功をもたらしたそれは輝きを失い、どこでもやっているような業務に埋没する
大企業病の蔓延である
AppleがAppleでなくなるのは今に始まったことではないが
経営(の失敗)についても、Sonyから学んでほしいものだ
繰り返すが、次の再生はない
theoutsiderstyle

2013年1月9日水曜日

Appleは我慢ができない

廉価版のiPhone
社内には根強い反対意見がある
だがCEOはやる気だ
株式市場の短期的な期待を背にして
一度つかんだ栄光を、輝きを失いつつあるそれにすがろうとして
市場シェアの呪縛と成長神話の幻想に囚われ、やがて哀れな姿を晒すのだろう
ブランドイメージへの悪影響はすぐには表面化しない、じわじわと表れる
次のiPhoneとiPad、そしてApple TV (iTV)へと続く
緩やかな下り坂
death roadを歩むことになる

今年もよろしくお願い申し上げます
theoutsiderstyle