2013年8月12日月曜日

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 ☆クックCEOへの遺言
いま一度落ちるところまで落ちるだろうと
今度はもう戻って来られないよ、との含み
かつて追われた経験からか、余命を悟り、勘が一層鋭くなっていたのか
上級幹部同士が馴れ合う様にしかめっ面をしていたことは確か
クックもジョブズが引き上げた、それはスカリーと同じ
彼が去った後すべてが語られることでしょう
theoutsiderstyle

TSUTAYAと家電

TSUTAYAが家電販売をはじめる
彼らの狙いは家電量販店への浸透
そのための橋頭堡
どうせ異業種の言うことでしょ、と言わせないための
目標はただひとつ、テレビを売るのがメインではない
ネタは揃っている、後はどう料理するかだ
まだ形にこそなっていないが
作戦はターゲット別に練られ続けている
大型店なら、郊外および駅前といった立地の違いから
エディオン・ケーズ、ヨドバシ・ビック
解体された旧NEBA店
藁をも掴む組への包括対応

ヤマダの動きが面白い
CCCの真の狙いを直感的に理解し、そのスキームをパクろうとしている
ファウンダーがささやいたところだ
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2013年3月8日金曜日

ジョブズのこだわり

LisaそしてMacの企画にあたって彼はタイポグラフィ、即ち画面および印刷物のリッチな文字表現にこだわった
そのこだわりはユーザビリティ全般にわたり、ヒットの系譜を作ってゆく
彼が見ていた一つの境地、それはハードウェアとソフトウェアの融合
操作デバイスと画面インタフェースとのバランスであった
キーやボタンを取り去ることだけが、Appleの強みではない
かつてiOS担当役員が更迭されたとき、数多のUIが封印され放棄された
いま進行中の次世代UIは、Siriベースの音声認識技術に偏重し、十分な操作性を得るに至っていない
ジョブズが、これでは(Apple TV・iTVは)出せないと語った理由である
その現実は何も変わっていないのだ
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2013年3月6日水曜日

Siriを載せて終わり?


Apple TV (iTV)の、ユーザ・インタフェース
ジョブズは生前、手元で操作するコントローラにこだわった
Sony製品のデッド・コピーから始まるそれの完成を見ることなくこの世を去った
いまも、操作性を決定づけるキー・デバイスは未完成である
音声認識ソフトウェアをアップデートしていくことで、解決を図る風だが
2~3回メジャー・アップデートを出した後は、買い換えを促す戦略であるが
テレビの買い換えサイクルは、Appleが考えているほど短くはない
OSのバージョンアップに合わせて買い換えてくれるMacユーザとは違うのだ
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☆Appleのロードマップ
「まあ、やってみな」への反響に感謝
実際は何て言ったの?と
晩年のジョブズには見えていたんです
Appleの行く末が

☆Appleのデザインチーム
ジョブズの存命中は、例の朝令暮改によって組織と人心がシェイクされていました
いまはベクトルがぼやけ、緊張感がずれる一方、ルーチンワークは増えてしまっています
hpでもやっていることに忙殺されているということです
同業者をうならせるかもしれませんが、衆目を引きつけられるとは限りません
次世代iOSのために用意されていた新しいUIたちは、お蔵入りになりましたが
別の会社から出てきそうな気がしています
AppleよりもAppleらしく
そう、NeXTのように
ジョブズが去り、林檎の大木が斃れた後、そこに新たな芽吹きを見つけることができるのでしょう
theoutsiderstyle

2013年2月21日木曜日

Appleのロードマップ

ジョブズがCEOの職を退いた時点で
かなり先まで決まっていたはず、との意見がある
そんなことはない
クックは、ジョブズが首を縦に振らない案件を全てグレーアウトし仮扱いとした
禅譲の障害とならないよう根回ししたのである
CEO就任後、それらを復活させたことは言うまでもない
苦笑するジョブズ

AppleがAppleたりうる根源の力を失うことになるよと言うと、君はうなずいていたね
まあ、やってみな
それが、クックCEOへの遺言
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☆Apple、裁判のきっかけ
サプライチェーンの中核ノウハウが韓国から中国へ渡れば、Appleはもはや収益構造を維持できない、との判断です
新日鉄・ポスコや、NEC・サムスンの例によらず、韓国企業が合法スレスレときには違法に集めてきた技術は、ほどなくして中国へと流れてゆきます
元がパクリだから、韓国の大手企業は文句を言う資格がありませんね
theoutsiderstyle

2013年1月15日火曜日

Apple、裁判のきっかけ

先ずは、御礼から
Thank you for your nice translation.
拙文の快訳に感謝を申し上げます

さて、Appleは特許で競合を押さえようとしているが、裁判沙汰の発端はそこではなかった
基幹部品の共同開発を通じ、世界中でまだAppleにしか実現できていないサプライチェーンの肝である、
生産・調達システムがコピーされ始めたからだ
これは未だに、知財で防護するメドが立っていない
ではなぜ特許を盾にしたのか?
それは、丸ごと押さえ込むしか方法がない、との戦略的判断によるものであった
肝いりのシステムがパクられたことを知り、怒りに燃えるCEO
ジョブズも草葉の陰で苦笑していることだろう
もっとうまくやれないのなら、ほかにやることがあるだろう、と

物真似が 知財にこだわる おかしさよ
theoutsiderstyle

2013年1月14日月曜日

日本の医療費負担

高齢者たちは、自分に都合のいい現実しか見ていない
若者たちは、自らの身を守る権利と意思を放棄している
だが、若者たちをそう仕向けてきたのは、いま高齢者と呼ばれる層のエゴではなかったか
よって、もっとも罪深いのは高齢者である

若者の負担はもう限界だ
そんな、いまを生きる若者たちをとりまく厳しい現実を、高齢者たちは見ようとしない
挙げ句の果てに、「いまの若いモンは辛抱が足りない」と
高齢者たちは、自らの若かりしころ即ち成長期の日本を生きてきた
「明日があるさ」とささやかな夢を見、働き口に困ることは少なく、働けば稼げる時代を
アルバイトで糊口をしのぐ若者たちまでニートと呼ばれてしまういまとは、違う時代を
成果主義、自己責任、そんな言葉で切り捨てられる悲哀は、老いも若きも同じであろうに

年を重ねるほど、若いときのようにはいかなくなる
それを一割負担だからと、ほかにやることもないと大挙して病院へ押しかけ、医師たちを疲弊させている
やる気のある、地域医療に尽くそうという志を持った医療関係者を、潰してゆく

後期高齢者の自己負担を二割、いや三割とすべきであろう
自らの現実を直視せず、健康食品にうつつを抜かす者たちに応分の負担を求める
代わりに、高額療養費の負担上限を下げ、思わぬ出費におびえなくて済むようにしよう
医療費控除を拡大し、みなが助かる仕組みを作ろう
本気で反対するのは、老人を食い物にしている悪い医者と、天下りで甘い汁を吸う連中だ
彼らは、国民の覚醒を歓迎することはない
theoutsiderstyle

2013年1月12日土曜日

Appleのデザインチーム

ジョブズ存命中のようには機能しなくなってきた
トップの慢心が組織にいきわたってしまった
アウトプットが劣化している
Appleにかつてない成功をもたらしたそれは輝きを失い、どこでもやっているような業務に埋没する
大企業病の蔓延である
AppleがAppleでなくなるのは今に始まったことではないが
経営(の失敗)についても、Sonyから学んでほしいものだ
繰り返すが、次の再生はない
theoutsiderstyle

2013年1月9日水曜日

Appleは我慢ができない

廉価版のiPhone
社内には根強い反対意見がある
だがCEOはやる気だ
株式市場の短期的な期待を背にして
一度つかんだ栄光を、輝きを失いつつあるそれにすがろうとして
市場シェアの呪縛と成長神話の幻想に囚われ、やがて哀れな姿を晒すのだろう
ブランドイメージへの悪影響はすぐには表面化しない、じわじわと表れる
次のiPhoneとiPad、そしてApple TV (iTV)へと続く
緩やかな下り坂
death roadを歩むことになる

今年もよろしくお願い申し上げます
theoutsiderstyle