2012年10月15日月曜日

ソフトバンクを買収できます!

昼下がり、総合商社の12階に、上ずった若い男の声が響いた

オーナーに気を遣う必要はありません。彼は巨大なパラシュートを持っています。金の切れ目が縁の切れ目です
かわいそうなのは側近たちだな。逃げられるのは北朝鮮で言えばチャンソンテクくらいのものか
彼らシンパに気兼ねしては、我々は進駐できません
社名はどうする。アイ・モバイルなんてどうだ
崩れかけの城に我々の名前を冠すのはふさわしくありません。いまは矢面に出るタイミングではありません
日本テレコムの名前を復活させましょう。看板だけ
IDCじゃないんだな。ま、今更か
...
3日後、たまたま通りかかった社員のリークにより、経済紙がスクープ記事を掲載することになる
前後して、ソフトバンクの子会社が、端末を販売する事業会社によって買収・吸収合併された
社名には商社の名が冠された
ソフトバンク解体の始まりである
商社は中国とのパイプを活かし、世界有数の端末・基地局メーカーと結んでいた
イー・アクセスの買収でトロイの木馬を引き込んでいたことに、ソフトバンク、そして創業オーナーは気づいていなかった
韓国と米国に夢中で、中国にまで気が回っていなかったのである
theoutsiderstyle

 

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