2013年3月8日金曜日

ジョブズのこだわり

LisaそしてMacの企画にあたって彼はタイポグラフィ、即ち画面および印刷物のリッチな文字表現にこだわった
そのこだわりはユーザビリティ全般にわたり、ヒットの系譜を作ってゆく
彼が見ていた一つの境地、それはハードウェアとソフトウェアの融合
操作デバイスと画面インタフェースとのバランスであった
キーやボタンを取り去ることだけが、Appleの強みではない
かつてiOS担当役員が更迭されたとき、数多のUIが封印され放棄された
いま進行中の次世代UIは、Siriベースの音声認識技術に偏重し、十分な操作性を得るに至っていない
ジョブズが、これでは(Apple TV・iTVは)出せないと語った理由である
その現実は何も変わっていないのだ
theoutsiderstyle

2013年3月6日水曜日

Siriを載せて終わり?


Apple TV (iTV)の、ユーザ・インタフェース
ジョブズは生前、手元で操作するコントローラにこだわった
Sony製品のデッド・コピーから始まるそれの完成を見ることなくこの世を去った
いまも、操作性を決定づけるキー・デバイスは未完成である
音声認識ソフトウェアをアップデートしていくことで、解決を図る風だが
2~3回メジャー・アップデートを出した後は、買い換えを促す戦略であるが
テレビの買い換えサイクルは、Appleが考えているほど短くはない
OSのバージョンアップに合わせて買い換えてくれるMacユーザとは違うのだ
theoutsiderstyle

お便りを励みに

ご覧いただきありがとうございます
ご参考になればと思います

☆Appleのロードマップ
「まあ、やってみな」への反響に感謝
実際は何て言ったの?と
晩年のジョブズには見えていたんです
Appleの行く末が

☆Appleのデザインチーム
ジョブズの存命中は、例の朝令暮改によって組織と人心がシェイクされていました
いまはベクトルがぼやけ、緊張感がずれる一方、ルーチンワークは増えてしまっています
hpでもやっていることに忙殺されているということです
同業者をうならせるかもしれませんが、衆目を引きつけられるとは限りません
次世代iOSのために用意されていた新しいUIたちは、お蔵入りになりましたが
別の会社から出てきそうな気がしています
AppleよりもAppleらしく
そう、NeXTのように
ジョブズが去り、林檎の大木が斃れた後、そこに新たな芽吹きを見つけることができるのでしょう
theoutsiderstyle