ジョブズの亡霊

Appleは低迷期へ入った
(シェアを意識しながら) 企画が煮詰まらないまま新製品を発表
ジョブズが存命ならば、いまのiPad miniはなかった
　(ダメだ、と言っていた)

更迭された上級幹部は、いずれも(本命の)Apple TVに反対していた
iOSを担うものは、低劣な操作性と操作デバイスの不備を第一の理由に挙げ
　(その点でジョブズと同意見であった)
流通を担うものは、商品性の低さと価格政策の稚拙さを的確に指摘していた
慢心したCEOには、理詰めで対するこれらの幹部の存在が許せなかった
彼の亡霊のように思えたのだろう
かつてのスカリー時代を思い起こさせる

Apple信者へ告げよう
裏切られ悲しむことなく、この迷走ぶりをこそ祝せ
あのカリスマはもう還ってはこないのだ
次の再生はない
theoutsiderstyle

ドコモのiPhone

いまドコモがiPhoneを売るのは簡単だ
自社のユーザはもとより競合他社のユーザからも熱望されているからだ、と言えばいい
ドコモのよさは皆が知っている
つながらないなぁ、まあ○○○だからかな
遅いなぁ、iPhone人気で混んでいるからかな
そんな、残念な体験にはもう飽きたのだ
SIMロックをかければいい、他社もやっていることだ
同じ値段にする必要もない
払えるお大尽からネットライフを満喫してもらえばいい

さて、Appleである
中国市場で需要が爆発するかといえば、そうはいかない
初めは、○万台売れたと喧伝するだろうが、後が続かない
iPadと抱き合わせで上積みする手も使えない

株価維持のため、ゲリラ的な展開を考慮する羽目になるだろう
ドコモに突きつけた無理難題は、引っ込めざるを得なくなる
theoutsiderstyle

米大統領選

国が割れていく
ヒートアップするほど隣人との意識は乖離する
既得権益とその側につく者の狙いを知るべきだ
theoutsiderstyle

お便りを励みに

ご覧いただきありがとうございます
ご参考になればと思います

☆ジョブズの遺産
巷間言われるほどには残されていないようです
これからの2年間でモノにできそうなのはあと1つかオマケで2つかと
iPod、iTunes、iPhone、iPad... いずれもマッシュアップの結果できあがったものです
気分屋で頑固でこだわりが強かった彼がいない今、彼の残した種は花を咲かせることができるでしょうか

☆妊娠と出産
西洋医学と東洋医学の交差するところに答えが見えてきます
大半の女性に対しては「冷え」と「自律神経」、この2つが鍵となり治療の道筋が立てられます
漢方、鍼灸といった東洋医学にも大いなる救いがあります
よい先生を求めてください、ひとりとは限りません

☆ソフトバンクの買収
今の株価で買おうなんて考えてはいません
また、商社に買われてもユーザはもとより一般投資家にとってのメリットはありません
おいしいところだけ食い散らかし... まあ体面もあってハゲタカファンドより少しはましかもしれません
国内最大の通信企業グループの関連団体による評価は永年、投資不適格です

☆Apple TVについて
たたき台となったのはSonyの現行製品には残っていない、独創的なデバイスたちです
Sony製品が好きな方なら「ああ、あれ」と思い出すことでしょう
訴訟の傍らでリークされてきていますが、Appleは概ねSonyの真似から始め、それを昇華させていきます
Sonyの携帯電話を見て、(iPhoneには) 絶対ジョグダイヤルだ！なんて頃もありました
あのジョブズがです
theoutsiderstyle

One Sonyは嘘だった

傀儡に持たせた旗印 ～ 驚異のグループ解体計画
彼は名経営者になることもできたが旺盛な我欲がそれを許さなかった
取り巻きによって彼は愚かなままだった
トップの系譜が未来を縛る
迷走は続く
末端から始めるかもしれない
theoutsiderstyle

iOSの責任者が消える

ジョブズのかつての右腕である
ジョブズとともにAppleを変えた男が去ることになる
彼はジョブズの遺産を知る一人でもある
世間で騒がれるほどのものではないことも知っている
さて、ジョブズの遺産の中には、評価されていない断片も多い
評価されていないから分散しているし、全貌を知るものはいない
隠れ遺産である
すぐにカネにならないこれらのアイデアは、Appleの外で日の目を見ることになるだろう
本家よりAppleらしい特徴をもつかもしれない
theoutsiderstyle